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パリ セーヌ川 橋ものがたり

15.ルイ・フィリップ橋 Le Pont Louis-Philippe

セーヌ川右岸とサンルイ島を結ぶルイ・フィリップ橋。3つのアーチから成る石橋です。橋の由来のために、フランスの歴史を少しだけおさらいしましょう。

ナポレオンの失脚後、フランスは王制に戻りましたが、貴族を優遇する政策に対して市民の不満が高まっていきました。1830年7月、市民革命が勃発。新たに、ブルジョワジーが推すルイ・フィリップが国王に即位。「市民の王」と呼ばれました。 ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」は、この7月革命を題材にしたものです。日本では葛飾北斎の「富嶽三十六景」や歌川広重の「東海道五三次」が発表された時代でした。

橋は、ルイ・フィリップ王が礎石を置き、1833年に完成。今とは違って鉄製の吊り橋で、今とは別の場所にありました。

しかし、ルイ・フィリップ王は、ブルジョワジーよりの政策をとったために、今度は、労働者や農民の不満が爆発。1848年2月、ついに退位に追い込まれました。

その2月革命のさなか、ルイ・フィリップ橋も火事により一部を焼失。修復され、名前も「改革橋(PONT DE REFORME)」に変更。

この名前は、1852年のナポレオン3世による帝政開始まで続きますが、その後、再度、ルイ・フィリップ橋に戻されます。

1862年、橋は石橋に架け替えられました。これが、現在のルイ・フィリップ橋です。